シャトー・ブラーヌ・カントナック 1978年
まず、とても良い状態の古酒でした!
シャトー・ブラーヌ・カントナックは、
忘れてはいけないメドック格付2級(?)シャトー
でありますが多少評価が分かれる所です。
大変難しい時代70年代のボルドー、
なかでもバラつきのある1978年。
ヴィンテージがどうのよりもこのシャトーに対しては、
バッサリ冷たい評価をされる方もみえるかと思いますが、
不作であろうが、評価がどうであろうが、
良い状態で、良い熟成の仕方をしたワインであれば、
とても美味しい状態で味わうことができます。
まさにこのワインはその証明でした。
やわらかく心地よく枯れたやさしい味わい。
40年熟成したからこそ生まれる複雑な香りや旨み。
もちろん力のあるヴィンテージに比べると
ボディーは軽やかで複雑さに掛けますが、
それはヴィンテージの個性でありますので比べる意味もありません。
あと、このワインが飲み頃かと聞かれれば、
飲み頃ではなくピークは過ぎています。
言葉での説明は難しい部分もあるのですが、
ピークを過ぎていても美味しいのです。
そのあたり、特にワインは人それぞれの好みや考え方も色々。
ということで機会があればお試しいただけたら幸いです。
意外に、こういった不作のオールドヴィンテージは
(オールドヴィンテージに)慣れてない方がハマる場合もあります。
ただ、頭が固い方は難しいかもしれません・・
シャトー・ブラーヌ・カントナック 1978年
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