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オールドヴィンテージ 1959年&1968年

いま巷をにぎわしているワイン?
みなさん非常に気になっているワインといえば
タルヤスの「ジャン・デュポンのオールドヴィンテージ」
http://www.taruyasu.com/shopbrand/008/022/X/

入荷ヴィンテージは
195919601961196219641966196719681969

この中で、当たり年で一番古い1959年と
不作の最新ヴィンテージ1968年を試飲致しました!

★★★ヴィンテージ 1959
http://www.taruyasu.com/shopdetail/008022000001/order/
オールドヴィンテージ 1959年&1968年_f0072767_12403837.jpg偉大なヴィンテージだけあって、ブルゴーニュブランといえど、素晴らしい状態を保っています!驚きの状態。香の大きさは中庸ですが、熟成香が心地よく、クリアで、味にあつみと旨みが備わっています。もちろん、村名レベルまではいきませんが、この価格でこのヴィンテージを味わえるという満足感は満点です。

68年より10年近く古いのに、こちらの方が色調が明るく味わいも若い。

1959年は残り僅かとなりました!


★ヴィンテージ 1968
http://www.taruyasu.com/shopdetail/008022000008/order/
オールドヴィンテージ 1959年&1968年_f0072767_12412496.jpg1968年の出来は、一つ星というより、星がつかないほど不作、又は凶作といわれたりもします。そんな困難なヴィンテージにしてここまで何とか持ちこたえているのは、まじめな生産者の努力と状態の素晴らしさに尽きます。1959年に比べると明らかに不作の様子は否めなく、味の単調さや、奥行きのなさを感じますが、そんな言葉で片付けてしまっては生産者やこのワインに対しても失礼な気がします。そしてどうしても仕方のない部分でランシオ香も現れていて、これは理解いただける方には仕方ないと思っていただけるかとは思いますが、この辺りは意見が分かれるところでもあると思います。ただ決して、酸っぱいとか、ダメになっているというわけではございません。

1968年がいかに困難な年であったか。
その証拠に現在市場ではまず見かけないヴィンテージです!

(ちなみにこの1968年のボトルを開けた時に
ご来店いただいてお客様も試飲をされ、その方はご自身でも1本買われ、
後日開けられたそうですが、そのボトルは当たり(とても良かった)だった、
と喜びのお電話をいただきました。オフヴィンテージほどボトル差が出る気がします)


蔵出し「ジャン・デュポン」その状態の良さは恐るべし!


(いずれのヴィンテージも、数十年の年月を生産者のカーヴで
寝かされていたにも関わらず、非常に良心的な価格で
ご案内いただいた生産者と現地のワイン商に感謝いたします)
by mesnilID | 2012-11-27 15:42 | ワイン