2008/12/・・
シャトー・ムートン・ロートシルト 1899
ロマネ・コンティ 1980
昨年末、とある会・・
私の様なものがお邪魔させていただけるような会ではなかったのですが・・。幸運にもその場で奇跡的なラインナップをテイスティングさせていただきました。
現在店頭にないワインなのでご紹介はやめようかと思いましたが(自慢と思われるのも・・でもちょっとの自慢と、なかなか経験できないことでしたので)報告させていただきたいと思います。
その時のラインナップ全て衝撃的でしたが、全て紹介していたら本当に自慢話になるので、我が社の自社輸入!タルヤスワインをご紹介させていただきます。
■シャトー・ムートン・ロートシルト 1899
1899年のシャトー・ムートン・ロートシルト。今となっては奇跡的なオールドヴィンテージ。
自社のワイン。栓を抜く瞬間は正直、自社輸入ならではの不安がありました。もちろん買い付け先のワイン商も信頼しているし、品質管理の徹底は当然のことですが、ここまで古いものは私たちもほとんど経験がなく、品質はどうなのか?どの様な状態であっても玄人の方ばかりなので理解はしていただけるのですが、皆さん気を遣われる様な味でも盛り上がりに欠けるし・・。
・・そしてコルクを抜いて。 そこから漂うほのかな果実香を感じた時、思わず安堵のため息・・
確実に今もなお生きていました。カベルネらしさも残っていました。この様なワインは果実味とか酸味とか云々、そういったことを表現するワインではないと思います。ここまで熟成していても熟成しすぎという様子はなく、とても良い年のとり方をしていました。非常にクリアで香りも生きていて時間ともに変化もみられました。
後から聞いた話ですが、グラスに残っていたワイン。翌日も香りが続いていたそうです。なんという生命力なのでしょう・・・
そういえば過去タルヤスの裏会でも奇跡的なワインを味わったことを覚えています。「1864年のラフィット」。調度4年位前に地元の方たちと楽しんだワイン!。こちらはまだ在庫がございますので、もし機会がございましたら・・・
■ロマネ・コンティ 1980
Romanee Conti 滅多に経験できるワインではありません。だから飲めたとしても「若々しくて閉じているか、潜在的な要素が隠れていて残念な思いをしてしまうか」、又は「熟成を経た最高の状態に衝撃を受けるか」というどちらかが多いと思います。(偉そうなことを言ってしまいました。一応・・私事ですが9年近く前、前の会社を辞める時、その時の職場のみんなで楽しみたいと思って買っておいた92年のロマネ・コンティ。最後の日に仲間と一緒に飲んだのですが今思えば閉じていたのだと思います。それもいい経験でした。ちなみにその時、後輩の一人は注いだばかりのグラスを倒しました(・・・))
さて、この時経させていただいた80年はまさに最高の状態でした。ピークなんて言葉はほど遠い。まだまだパワーがあり、この先も熟成の可能性のあるコンティ。驚きました。余韻がいつまでも心地よく・・。
私もいい加減飲むばかりでなく、もっと勉強をしないと・・
大変貴重な経験をさせていただきました。
ロマネ・コンティ 1980
昨年末、とある会・・
私の様なものがお邪魔させていただけるような会ではなかったのですが・・。幸運にもその場で奇跡的なラインナップをテイスティングさせていただきました。
現在店頭にないワインなのでご紹介はやめようかと思いましたが(自慢と思われるのも・・でもちょっとの自慢と、なかなか経験できないことでしたので)報告させていただきたいと思います。
その時のラインナップ全て衝撃的でしたが、全て紹介していたら本当に自慢話になるので、我が社の自社輸入!タルヤスワインをご紹介させていただきます。
■シャトー・ムートン・ロートシルト 1899
1899年のシャトー・ムートン・ロートシルト。今となっては奇跡的なオールドヴィンテージ。
自社のワイン。栓を抜く瞬間は正直、自社輸入ならではの不安がありました。もちろん買い付け先のワイン商も信頼しているし、品質管理の徹底は当然のことですが、ここまで古いものは私たちもほとんど経験がなく、品質はどうなのか?どの様な状態であっても玄人の方ばかりなので理解はしていただけるのですが、皆さん気を遣われる様な味でも盛り上がりに欠けるし・・。
・・そしてコルクを抜いて。 そこから漂うほのかな果実香を感じた時、思わず安堵のため息・・
確実に今もなお生きていました。カベルネらしさも残っていました。この様なワインは果実味とか酸味とか云々、そういったことを表現するワインではないと思います。ここまで熟成していても熟成しすぎという様子はなく、とても良い年のとり方をしていました。非常にクリアで香りも生きていて時間ともに変化もみられました。
後から聞いた話ですが、グラスに残っていたワイン。翌日も香りが続いていたそうです。なんという生命力なのでしょう・・・
そういえば過去タルヤスの裏会でも奇跡的なワインを味わったことを覚えています。「1864年のラフィット」。調度4年位前に地元の方たちと楽しんだワイン!。こちらはまだ在庫がございますので、もし機会がございましたら・・・
■ロマネ・コンティ 1980
Romanee Conti 滅多に経験できるワインではありません。だから飲めたとしても「若々しくて閉じているか、潜在的な要素が隠れていて残念な思いをしてしまうか」、又は「熟成を経た最高の状態に衝撃を受けるか」というどちらかが多いと思います。(偉そうなことを言ってしまいました。一応・・私事ですが9年近く前、前の会社を辞める時、その時の職場のみんなで楽しみたいと思って買っておいた92年のロマネ・コンティ。最後の日に仲間と一緒に飲んだのですが今思えば閉じていたのだと思います。それもいい経験でした。ちなみにその時、後輩の一人は注いだばかりのグラスを倒しました(・・・))
さて、この時経させていただいた80年はまさに最高の状態でした。ピークなんて言葉はほど遠い。まだまだパワーがあり、この先も熟成の可能性のあるコンティ。驚きました。余韻がいつまでも心地よく・・。
私もいい加減飲むばかりでなく、もっと勉強をしないと・・
大変貴重な経験をさせていただきました。
by mesnilid
| 2009-01-14 20:13
| ムッシュのブログ